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第131回国会 衆議院 予算委員会 第3号 平成6年10月13日
034 山岡賢次
あのラングーン事件、もう過ぎ去った大昔の話で二度と起こらぬような錯覚に、我が日本国は災害のときは大騒ぎするのですが、その後すぐ忘れる。これはもうさっきから申し上げているのですが、私どもを含めてそういう性癖があるような感じがするわけでございます。
ある意味では余り執念深くない国民性なのかもしれませんけれども、しかし私は、あのときに安倍外務大臣が、爆死されたというか殺された韓国の外務大臣、李範錫という人でございましたが、大親友であったわけでございまして、あんな姿は、私は外国の方なのにと思って奇異にも感じたぐらい、見たことのないぐらい興奮をされまして、本当に涙を流しているのでございまして、山岡君、こんなことが許されていいのか、いつか日本でも必ず起こる、恐れずに徹底的に究明しろと言ったのを今でもよく覚えているわけでございます。