北方領土でカジノ ~ トランプ、浜田和幸

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平成28年05月10日 参議院 外交防衛委員会
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おおさか維新の会 浜田和幸
是非注視をしていただくと同時に、もうある意味では2人に絞られてきているわけですよね、共和党であればトランプ、民主党であればヒラリー・クリントン氏。だから、フィフティー・フィフティーでこのトランプ氏がアメリカの大統領になる可能性も日々日々高くなっていると思うんで、そのトランプ候補が日本との関係でどのような発言をされて、その背景にどのような考えや過去の日本との経験があるかということはやっぱり十分情報収集をされた上で、効果的なアメリカに対する働きかけを今から準備をされておくことが必要だと思います。

それで、ちょうど今から10年ほど前にトランプ氏が日本に来られたときの発言、覚えておられるかどうか分かりませんが、そのときトランプ氏は、自分はアメリカで不動産王としてリゾート開発やカジノの経営で大成功を収めた、そういう経験を踏まえて、北方四島にアメリカがロシアと協力をしてカジノリゾートをつくりたい、そのことによって北方四島の経済的な安定を図ることによって、領土問題が膠着状態であるけれども、そういう観光とかそういう産業を育成することで日本にとってもロシアにとってもウイン・ウインの関係がもたらせるんではないか、その言ってみれば仲介役をトランプ氏が自分でやりたいけれどもどうかという日本に対する売り込みがあったんですが、そのことを今改めて思い起こしていただいて、そういう可能性が今後あり得るものかどうか、お考えをお聞かせください。

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外務大臣 岸田文雄
まず、基本的には、先ほど申し上げたように、進行中のアメリカ大統領選挙の候補者の発言について今の段階で何か申し上げるのは控えます。

ただ、一般論で申し上げるならば、北方領土における、北方四島におけるこの共同経済活動については、我が国の法的立場、これを害さないということが大前提であると考えます。

一般論として申し上げるならば、第三国を巻き込んだ形で共同経済活動を行うということになりますと、日ロ二国間の協力に比べて法的整理がより複雑になり困難になることも考えられると思います。

そういった、一般的には、一般論としてはそのように考えるべきであると思っております。

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おおさか維新の会 浜田和幸
一般論は分かるんですけれども、もう間近に大統領、ホワイトハウスの座を控えているトランプ候補が過去においてそういう発言を行い、自分自身が今もロシアとのパイプがある、プーチン大統領とはとてもウマが合うということを言っているということは、ある意味では、日本としても、そういうアメリカ、ロシアとの関係をうまく味方に付けることによって、もう70年間膠着状態が続いているこの領土問題、さきのソチでのプーチン大統領と安倍総理の首脳会談においても、新しいアプローチでこの問題を解決し、そのことによって平和条約を結ぶんだということが合意をされているわけですから、その新しいという観点でいくと、まあ10年前のトランプ氏の発言ですが、日本にとっては新しいという捉え方もできるんじゃないかと思うんですけれども。

その辺りの柔軟な対応ということは、確かに三か国になると法的な面でなかなか複雑な面も出てくるでしょう。しかし、これまでの経緯で、二国間でやっても、せっかくプーチン大統領は引き分けでやろうといっても引き分けの中身が全く合意できていないというんであれば、ロシアにとってもメリットがある、そしてまたアメリカにとってもメリットがあるような、そういう新しいアプローチを考えるべき時期ではないのかと思うんですが、いかがでしょうか。

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外務大臣 岸田文雄
アメリカ大統領選挙のこれからをにらみながら、我が国として様々な情報を収集し、そして分析をする、これは大変重要なことだと思います。ただ、その分析なり評価を今の段階で私がこうした公の場で公言すること、これは控えなければならないということを申し上げております。

御指摘の点等も含めて、様々な情報を収集し分析していくことは、これからもしっかり行っていきたいと考えます。

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おおさか維新の会 浜田和幸
是非そういう検討を進めていただきたいと思います。



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